液体石鹸を使用する場合、特に大切なのは以下の二点です。
より詳しくは、「液体石鹸で洗濯するときの注意」をご参照ください。
アルカリ剤を併用する
ほとんどの液体石鹸には炭酸ソーダ(炭酸塩)等のアルカリ剤が入っていません。炭酸カリウム等が入っている製品も稀にありますが、配合量は極僅かです。
アルカリ剤を併用せずに単独で使用すると石鹸液が酸性に傾き易くなります。結果、洗浄力が低下し、石鹸カスが発生し易くなります。
洗濯槽に投入する際は、先に炭酸ソーダ(炭酸塩)を入れてから液体石鹸を入れると石鹸を有効に働かせることができます。
量をケチらない
液体石鹸に含まれる純石鹸分の割合は3~4割。その他はほぼ水です。純石鹸分が6~7割のアルカリ助剤入り粉石鹸と比べると、どうしても使用量は多く見えます。
見た目の多さに惑わされ、石鹸の量を無闇に減らすと黄ばみ・黒ずみ・臭い等の問題が発生します。きちんと泡立つだけの量を使って洗濯して下さい。
2020年7月改訂(2010年5月初出)