子供でも簡単! 手作り石鹸の作り方

石鹸素地を使ってお手軽に

マザーソープと呼ばれる石鹸の素や無添加石鹸を利用して、比較的簡単に手作り石鹸が作れるレシピです。

夏休みなどの自由研究として子供と一緒に手作りするのも楽しそうですね。

用意するもの

  • 無添加石鹸(固形でも粉でも)または手作り用石鹸の素
  • 火傷しない程度のお湯または温めたハーブ抽出液/ハーブティー(石鹸素材の30%程度)
  • 好みの追加材料(無くても良い)
    ・ハーブパウダーやハチミツ、オイル等(石鹸素材の5~10%)
    ・好みの精油(石鹸素材の1%以下が目安)※精油1滴は通常約0.05ml。石鹸が100gであれば20滴まで。
  • 耐熱性のチャック付きポリ袋

ご注意

精油は、妊娠中の方や幼い子供、高血圧の方など、使用が禁止されていたり注意を要したりする場合があります。製品の説明をよくご確認の上お使いください。

作り方その1:型を使わないタイプ

  1. 固形の無添加石鹸を使う場合、予めナイフで削ったりおろし金ですりおろしたりして細かくしておく。
  2. 用意した石鹸素材を耐熱性ポリ袋に入れ、お湯またはハーブ抽出液を少しずつ加えてこね、耳たぶぐらいの固さにする。
    ※めん棒や空きビン(ビール瓶、ワインの瓶など)を使うと手早く混ぜられる。
  3. ハーブパウダーやハチミツ等を加える場合は、追加後に更によくこねる。
  4. 精油を加え、練り込むように混ぜる。
  5. 石鹸のツブツブを感じなくなる位まで混ぜる。
  6. 石鹸生地を袋から出して粘土細工の様にして形を整える。
  7. 整えた形を壊さないようにして風通しのよい日陰で自然乾燥させる。石鹸の下に割り箸を2本置いて浮かせておくと下の方もよく乾く。

作り方その2:型を使うタイプ

石鹸のツブツブが無くなるまで混ぜる(手順1~5)所までは、型を使わないタイプと同じです。

  1. 袋ごと湯煎にかけて中身を更に柔らかくする。
  2. 袋の角を切り、ラップを敷いた好みの型に石鹸を絞って入れる。市販の型を利用するほか、牛乳パックなどを利用してもよい。
  3. 粗熱が取れたら型から石鹸を取り出す。
  4. ラップをはがして風通しのよい日陰で自然乾燥する。石鹸の下に割り箸を2本置いて浮かせておくと下の方もよく乾く。

石鹸に混ぜる物のアイデア

  • 色づけできる素材。抹茶パウダーや紫芋パウダー等。
  • 穏やかなスクラブ効果の期待でき物。小豆の粉、米ぬか、クレイ等。
  • 脱臭&クレンザー効果が期待できる物。コーヒー豆(粉)等。(台所用石鹸としてお勧め)

作業する際の注意

  • 肌が弱い方は、ゴム手袋をして作業すると安心です。
  • 水分を加えすぎると乾かすのに日数がかかるので注意。
  • ミルクやハチミツなど食品系のものを加えるときは少量に。多すぎると腐る恐れがあります。
  • ハーブの抽出液やハーブティは、石鹸に混ぜると色が変わることがあります。
2020年12月改訂(2013年3月初出)

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