石けんで上手にシャンプーできません。コツを教えて!

石鹸シャンプー用リンスをしてもきしみが治まらない。」「乾かした髪を梳かすと櫛やブラシに白っぽいカスが付く。」などなど。
石鹸シャンプーがうまくいかない場合には以下の点をチェックしてみましょう。

※別記事の「石けんシャンプーの上手な仕方」にも詳細な情報があります。

髪を濡らす前に充分にブラッシングする

洗う前にブラッシングして髪のもつれをほぐしておきましょう。ブラッシングで髪や地肌の汚れが浮き、ホコリも取り除けます。

石鹸を付ける前にお湯で一通り洗う

ホコリなどの汚れはお湯洗いだけでも落ちます。また、髪や頭皮を充分に濡らしておかないと石鹸がよく馴染みません。

石鹸をよく泡立てる

泡立ち不足=洗浄力不足、と考えて下さい。お湯も適度に足して柔らかい泡を充分に立てましょう。

泡は髪同士の摩擦を防ぎ、傷みを軽減する役割もあります。適切に泡立った石鹸はすすぎもスムーズです。

固形石鹸の場合は、髪や頭皮全体にムラ無く付けられるよう、何箇所かに分けてクルクルと擦りつけるとよいでしょう。

適度に湯を足して「柔らかい泡」にする

石鹸の使用量に対してお湯が足りないと、固い泡になります。

泡が固いと、髪全体や頭皮にまで充分に泡が広がらない、濯ぎにくいなどの不具合が生じます。適度にお湯を足して柔らかい泡に調整しましょう。

頭皮にも充分な泡を行き渡らせる

髪の先の方は泡立っているのに、頭皮近くは泡が消えている事があります。頭皮は皮脂分泌が多い為、石鹸も沢山必要なのです。

シャンプー中は、頭皮付近の泡の状態に気を付けましょう。泡が足りないようなら石鹸とお湯を足して泡立てます。

石鹸分をしっかり洗い流す

酸性リンスの前には石鹸分をしっかり洗い流しておきましょう。

石鹸が髪に残っていると、酸性リンスと反応して石鹸カス(金属石鹸)が発生します。石鹸カスは髪の手触りを悪くしたり、乾いた髪を梳いた櫛やブラシを白く汚したりします。

お湯で濯ぐ時、目の粗い櫛やシャンプーブラシで髪を梳かすように洗い流すと効率的にすすげます。

リンスの時間は短めに

酸性リンスは石けんの弱アルカリ性を中和するためのものなので、長い時間つけておく必要はありません。むしろ長くつけすぎないほうが良いでしょう。

2023年11月改訂

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