アルカリ+石鹸+お湯の合わせ技で
油汚れの激しい洗濯物は、アルカリ剤での浸け置きと、石鹸での高温洗濯を組み合わせて対処します。
適している洗濯物の例
- 機械油で汚れた作業服
- 食用油で汚れた厨房の白衣
- マッサージオイルが染みこんだバスタオル
洗濯方法
- 水(できればお湯)30Lにつき大さじ2~3杯のセスキ炭酸ソーダを入れる。
※炭酸ソーダの場合には使用量は半分でよい。 - 洗濯物を入れて2~3分攪拌する(予洗い)。予洗いの前に1時間程度浸け置きすると更に効果的。
- 汚れた水を捨て、脱水する。
- 洗濯物を一旦取り出す。
- 40℃以上の湯を最低水位まで溜め、必要量の石鹸を入れる。
- 石鹸がよく泡立つまで攪拌して溶かし込む。
- 洗濯物を洗濯槽に戻す。
- 必要水位まで湯を足し、通常の洗濯をする。
- できれば1回目の濯ぎには湯を使う。
高温タイプの粉石鹸を使うと効果的
高温タイプの粉石鹸とは、牛脂、豚脂、パーム油が主原料の粉石鹸です。
これらの油脂からできた石鹸は冷水には溶けにくいのですが、40℃以上の湯で使うと良く溶け、優れた洗浄力を発揮します。その為ひどい油汚れの洗濯には最適です。
2020年3月改訂(2010年5月初出)