実際に大掃除をする時に役立つアイデアをいくつか集めてみました。
ムダな物を溜めない
物置状態の4畳半より空っぽの20畳の方が掃除は楽、という事です。
普段から要らない物を家に入れない習慣をつけましょう。普段から家の中の物を意識的にチェックし、不要品や死蔵品を処理しておくのも効果的です。
床に物を置かない
床に物が積み上がっていると掃除の度にそれを動かさねばなりません。その面倒さで掃除が嫌になる事もあります。
床に物が置かれていないと、部屋が広く、片付いて見えるというメリットもあります。
床に直置きしなければならない物は動かし易くする工夫をしてみましょう。
- 片手で移動できるようキャスターを付ける。
- ワゴンを利用する。
- 底に滑り材を貼る。
※余りに大きくて重たい物を動き易い状態にするのは危険なので止めましょう。
用途限定グッズを使う
この類のアイテムは汎用性を犠牲にした分、特化した分野での作業効率は上がります。普段家事をしない人にも、ちょっと珍しい道具があると頼みやすくなります。
汎用性の高い道具を使う
「掃除道具を準備しなければ」と思うだけで既に面倒になってしまう人向け。
用途限定グッズを用意するのとは反対のアプローチです。「とにかくこれだけで家中OK」というお手軽さが掃除への心理的ハードルを下げてくれます。
掃除道具をあちこちに常備
小さい掃除道具やボロ布、アルカリスプレーなどを部屋ごとに常備しておくのも効果的。気が向いたらいつでもサッと掃除できます。
普段からそうしておけば、大掃除が必要になるほど汚れないという利点もあります。特に、隅っこのホコリなどはこまめに払うほうが取れやすいものです。
「年末の大掃除」にしない
大掃除を1年かけて少しずつ済ませてゆくという考え方です。
例えば網戸を外して洗う、大きなカバリングやカーテンを洗って干すといった作業は春夏に行う方が楽です。換気扇や台所の油汚れも、温かい時期のほうが落としやすいものです。
石けん百科&百貨・通信【vol.86】2007.12.03より